PPムブラー 滞在記


by astayatppmobler
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自分の好きな家具を作った日曜日の翌日は、もちろんPPの仕事が待っています。
この日は以前カイに教わって作ったテーブルPP75/140を一人で作って行くことでした。
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このテーブルは、ほとんどのパーツを機械で作って行く為、
私がする事と言えば、直径140cmの半円形の天板の辺同士を2枚、
ぴったりと隙間なく削り合わせて
円形の天板にするというだけなのですが、これが最初は難しかったのです。

先にも書いたように、ぴったりと合わないからと言って、
どんどん削ってしまったら2枚合わせた時に円形にならなくなってしまいます。

前回はカイに教わりながらやったので何とかうまく行ったのですが
今回から、機械のセッティングから全て自分一人で行わなければなりません。

一発勝負というわけではありませんが、
セッティングの調子を見る試し削りも含めて、せいぜい片側5回くらいの内に、隙間なくまっすぐに削らなくてはなりません。

初めは一人で行う為か、おっかなびっくりやっているので
少しずつしか削ることが出来ず、遅々として作業が進みません。
遅い割に、2枚合わせた時にあちこちに隙間ができていて、
一体どちらの天板の、どこを削ったらまっすぐに合うのか、
わからなくなってしまいました。

最初に取り組んだ天板は削りすぎを恐れて、
完全にまっすぐになる前に勝手に”保留”ということにして
次の新しい天板を手に取り、また最初から削り始めました。
慣れてきたらまた削ろうなどと思って”保留”を繰り返しているうちに、
中途半端な出来の天板がたくさんできてしまいました、、、。

だんだん枚数をこなしているうちにわかってきたのですが
要は、機械を使おうが、手で鉋をかけようが同じことで、
どこを削らなくてはならないか大体の目星をつけたら
姿勢を正して呼吸を整え、迷いなく端から端まで、一息に削り上げないと
2枚合わせた時に、吸い付くような直線にはならないのです。

慣れてきて、大胆というか迷いがなくなってくると作業効率もどんどん上がり、
しかもよりまっすぐに削れるようになっていきました。

f0271949_08395453.jpg
2枚の半円の天板がピタッとあったら、後はこっちのものです。
天板2枚をひっくり返して、
脚や金具など必要なものを順番に取り付けていきます。

最後に正常の位置に戻して、拡張のための金具の動きを確認して、
元に戻したときにまたぴったりと1つの円に隙間なく戻れば完成です。

この一番最後にピタッと一つの円にきれいに隙間なく戻った時の感動は
何とも言えないものでした。

夢中でテーブル製作をしていると、必要な金具が足りないことが判明して、
作業時間約1時間を残してこの日のテーブル作りは終了になりました。


あまり焦って仕事をするなという天の声かと勝手に解釈して、
この日は早々に会社を後にし、
ケンと二人でパン用の小麦粉などの買い出しに街中へ自転車で出かけました。

満足できた仕事の後のサイクリングは格別に気持ちの良いものでした。



Inagaki Design Works
http://www.inagakidesignworks.com

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by astayatppmobler | 2014-02-12 16:03 | PPmobler滞在記