PPムブラー 滞在記


by astayatppmobler
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77、日本人研修生加入 1

夢のようだったポールケアホルム邸でのお茶会に行った翌日は
もちろん朝から通常の仕事に戻りました。
今日はNo.58という種類の椅子を初めから最後まで1人で完成させるという仕事です。
しかも高さ変更などの特注もあり、樹種も数種類異なる物ををまとめて作ります。

機械の設置の仕方など今までの経験を1つ1つ思い出しながら作ります。
PPでの研修期間もそろそろ終盤ですので、
まとまった仕事ができるのもこれが最後かも知れません。

そして翌日金曜日には注文のあった椅子を全て完成させることが出来ました。
この椅子を作ることに関しては問題が無いレベルまで到達することが出来ました。
ウィークエンドビールを飲んだ後に自分のザ・チェアの仕上げに掛かりました。
残るは座面の革を張る事を教わるだけになりました。
来週早々には完成できる予定です。

仕事の割り振りをしてくれているトーマスが私が作ったザ・チェアを見て
「イワオは良いキャビネットメーカーだ」と言ってくれました。
素直にとてもうれしかったです。
PPの人達が私の技術を認めてくれている。
短期間の研修ですが、こんなに充実した時間を過ごせている事に
本当にありがたく思い、そして幸せなことだと感じていました。


翌日の土曜日、ケンは今年最後のログハウス作りに朝から出かけて行きました。
私はと言いますと、朝から掃除、洗濯、買い物と大忙し。
実は今日、PPに日本から新たな研修生が来ることになっているのです!
その人はT君と言って、私のような個人的な研修と異なり、
ある家具メーカーから派遣された研修生でした。
研修の内容は家具本体を作る私とは異なり
デンマーク特有のペーパーコードなどを使った「編む」という技術を
約1か月間かけて習得するということ。
住居もPPの敷地内に設置されたトレーラーハウスに住むそうです。


余談ですが、このトレーラーハウスは元々は
T君の後に研修に来るアフリカ人研修生の為に準備されたそうです。
このアフリカ人研修は国(デンマーク)の事業の一環らしく、
トレーラーハウスは国からの支給とのこと。
アフリカ人研修生は英語が話せないという事で、社長のソアンが考えた対策は
PPがある周辺住民の中にフランス語が話せる人がいて、
その方々に通訳をしてもらうというもの。
とても小さい区域なのですが、フランス語を話せる人が何人もいたそうです。
PPそしてデンマークのワールドワイドさを感じさせるエピソードでした。


買い物が終わったらT君を迎えに、約3か月ぶりにカストラップ空港に向かいます。
空港に向かう電車からの景色は以前とは少し違って見えるようでした。


Inagaki Design Works
http://www.inagakidesignworks.com


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by astayatppmobler | 2018-09-22 16:24 | PPmobler滞在記