68、ウェグナーの生まれ故郷へ 2
2015年 09月 21日
いよいよウェグナーの生まれ故郷 トゥナーに行く日になりました。
ケンと朝5時に起きていつも通りの朝ごはんを食べて出発です。
今日はケンのいつもの車ではなく、
新型のレンタカーに乗っての遠出になります。
先ずは、まだ暗い道路をライの家に向かいます。
ケンの古いオペルワゴンに乗り慣れていたせいか
急に良い車に乗ると、乗っていて非常に楽なことにとても驚きました(笑)
ライの家について、実演道具を積み込んでいよいよ出発です!
デンマークの高速道路は無料で、日本のように沢山のサービスエリアもありません。
交通渋滞もあまり無い様で、とても順調にトゥナーに向かえます。
トゥナーはヨーロッパ大陸のユトランド半島にあり、
私たちが住むコペンハーゲンのあるシェラン島からは途中、フュン島を通ってからユトランド半島に行きます。
シェラン島からフュン島にわたる際にはとても長い橋があるのですがこの橋は実は建設当時、世界一の長さになる予定でした。
が、同時期に作られていた日本の瀬戸大橋に抜かれてしまいついに世界一になることが出来なかったそうです。
初めてデンマークに来た時にもこの橋をバスで渡ったのですが
その時も橋から見る景色に心が奪われたのを覚えています。
途中、一度だけコーヒーブレイクをした後、9時半過ぎ、無事にトゥナーに到着しました。
実演会場はウェグナーを記念して造られた博物館で行われました。
会場ではPPの会長のアイナーと建築家のハンナ・ケアホルムにも会いました。
彼らは今日のイベントで講演をする為に会場に来たそうです。
ケンとライの実演はこの日の午後から行われるそうで実はそれまで特にすることがありません。
イベントの催し物の1つでもある椅子の品評会を見学したりしました。
この品評会はトゥナーの町の人々が自分の持っている古い椅子を持ち寄りその椅子の由来や価値などを教えてもらうイベントで
さすがウェグナーの生まれ故郷、なかなか面白い催しでした。
ランチは博物館のご厚意によりおまけの私も含めてとてもおいしい料理をごちそうになりました。
実は着いた当初にもパンとコーヒーとチーズという朝ごはんもいただいていて
こちらもとてもおいしかったのを覚えています。
おいしい食事の後はいよいよケン達の実演です。
Inagaki Design Works
http://www.inagakidesignworks.com
by astayatppmobler
| 2015-09-21 16:16
| PPmobler滞在記