PPムブラー 滞在記


by astayatppmobler
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アイナーの運転する車がPPの隣町にあるペーパーコードを編む工房に着きました。
アイナーは私と椅子のフレームを工房に下すと、
個々の社長さんに私のことを簡単に話してさっさと帰って行きました。

工房の社長さんはトーマスという方でした。
他に従業員が2人いて、女性のビルギット、
そして日本の家具工場で研修したこともあるというティムという男性でした。

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工房の仕事は分担でしているらしく、
この時はトーマスは籐芯編みを、ビルギットはペーパーコードを
ティムは籐のシート張りをそれぞれしていました。

まずはやり方を覚えるために
ビルギットの編み方を見学。

基本的な編み方を覚えたら、すぐに自分の椅子を編み始めました。

やることは単純作業の繰り返しなのですが
力の入れ具合がわからずに、なかなか均一に編むことができません。



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実はこの時、昼食を工房に持ってくるのを忘れてしまい、
約4時間ほど、立ちっぱなしでペーパーコード編みを続けました。

ティムは昼食の休憩はきちんと取っていたのですが
びっくりしたことに、ビルギットはサンドイッチを食べながら
ペーパーコード編みを続けています。


PPののんびりとした昼食風景しか知らなかった私は
(失礼ですが)こんなに一生懸命仕事をするデンマーク人もいるんだと
心底驚きました。




なんでもビルギットは出来高制なので、1台の椅子が編み終わらないうちはあまり休まないのだそうです。

それにもかかわらず、その横で初めて挑戦するペーパーコード編みに
四苦八苦している私の面倒も見てくれています。

ビルギット、どうもありがとう。

そうこうしているうちに
今度はPPのトーマスが僕を迎えに車で来てくれました。

皆さん、わざわざ僕の為にありがとうございました。


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  翌日も朝9時過ぎに再びアイナーに連れられて、トーマスの工房に。
  早速昨日の続きに取り掛かります。

  昨日よりはスムーズにいくのですが、
  しばらくして網目を見てみるとやはりビルギットとは違い
  きれいにそろってはいません。

  それでも何とか無事PP112を編み上げることが出来ました。

  思ったよりも早く編みあがってしまったので、
  アイナーが迎えに来てくれるまでの間
  工房見学をして過ごしました



f0271949_1646160.jpg

  休憩時間には、今日はビルギットも一緒に
  とても美しく花が咲き誇っていた庭でお茶を入れてくれました。

  ここの3人はとても親切な方々で
  PPの人たちとはまた違った雰囲気のデンマーク人らしさを
  持っているような気がしました。

  たった2日間でしたが、とても良い経験が出来ました。
  ありがとうございました。






お茶をいただいた後、迎えに来てくれたアイナーの車に自分で編んだばかりの椅子を乗せ、PPに帰りました。

社長のソアンをはじめ、工場のみんなに自分で編んだ椅子を見せると
「これはイワオが自分で編んだのか!」とみんなびっくりしていました。


まだまだ上手ではなく、緩んでしまったところもある、初めてのペーパーコード編みでしたが
自分で体験してみて本当に良かったです。

PP以外の工房で働くことができたという、貴重で楽しい2日間でした。



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Inagaki Design Works
http://www.inagakidesignworks.com
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by astayatppmobler | 2013-11-06 17:07 | PPmobler滞在記