PPムブラー 滞在記


by astayatppmobler
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PPのブースを出てベラセンターの構内を歩いていると突然、
昨日PPの工場で話をしたカイさんと出会いました。

親切にアドバイスしてくれたカイさんに、広い構内で、再び出会ったことにびっくりしました。

私は昨日のお礼を述べ、先ほどPPのブースでスサンナさんと話をしてきたことなどを伝えました。

カイさんと話をしていると多くの家具関係の人々が彼に声をかけてきました。f0271949_10172026.jpg

カイさんは私に言いました。
「今では多くのデンマーク人と知り合いになり、僕に話しかけてくれる。
でも最初はそうではなかったんだ。

デンマーク語が話せるようになって、少しずつ友達が増えてきた。
だからデンマークに住もうと思ったら、デンマーク語を覚えることがとても大切だ。」

外国人としてこの国にやってきて、
いまや立派にPPの一員として働いていている彼の言葉には重みがありました。

 私はカイさんと別れ、ツアーの参加者とともにベラセンターを後にしました。

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バスでコペンハーゲンに戻り、市内にある家具会社のショールームや、
工芸博物館の見学をしました。

市街地中心部の散策は初めてなので、楽しくて仕方ありませんでした。

古い街並みに触れ、石畳を歩き、
あこがれていたデンマークを肌で感じながら散策しました。


主だったショールームを見終わった後、
再びバスに乗り、今日の宿泊先である郊外のホテルに向かいました。


そこはコペンハーゲンの北の海沿いに位置し、とても風光明媚な場所でした。f0271949_10224118.jpg

市内に比べるとアパートも少なく、戸建ての家がぽつぽつと建っています。

中心地から車ですぐのところに、市街地とは異なる、
広々とした美しい景色を楽しめるところに
またデンマークのすばらしさの一端を感じました。



PPでの面接が終わって緊張から開放されていた私は、
ゆっくりとデンマークの風景の美しさを味わっていました。




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by astayatppmobler | 2008-11-26 10:14 | PPmobler滞在記
研修旅行3日目はベラセンターでのスカンジナビア家具展の見学から始まりました。f0271949_9585582.jpg

ベラセンターに来るのは今日が最後ということもあって、
私は迷うことなくPPのブースに向かいました。

PPで働くことが出来なくても、ウェグナーの家具が好きなことに変わりはありません。
だからPPのブースにある全ての家具を1つ1つ丁寧に、
納得のいくまで見ようと思ったのです。


 昨日来た時よりも落ち着いて、1つ1つの椅子を見ていきました。

改めて見ていくと、デザインのすばらしさもさることながら、
PPの作りの丁寧さに本当に驚かされました。f0271949_9591430.jpg

部品の接合部分のどれもがきっちりと隙間なく付いているのです。


この基本的で当たり前のところをしっかりとやっていくことがどんなに大変かは
今まで仕事をしていてよくわかっていたので本当に感心しました。


後でわかったことですが、PPで使っている機械の精度のすごさと、
その機械では出来ないところを人の手でやっている丁寧さの2つが
この緻密な精度を持つ、美しい家具を作り出している秘密の1つでした。
 

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ウェグナーは椅子で有名な家具デザイナーですが、
ブースには美しい円形のテーブルも置いてありました。

このテーブルは日本では見たことがなかったので
なんてきれいなテーブルだろうかとびっくりしました。


詳しく見ていくとテーブルの天板が2つに分かれていました。

このテーブルは天板が2つに開いて拡張するタイプだと気が付き、
ブースの担当者の女性にテーブルを広げてみてもいいか尋ねました。

この女性はSusanne(スサンナ)さんといい、
f0271949_9594767.jpgなんと私がPPとメールのやり取りをしていたときに応対をしてくれていた人でした。

 私は昨日のPPでの面接のことを伝えました。

「やはりPPで働くことは叶わなかったけれど、それでもデンマークに初めて来て、
PPに行って、ウェグナーの家具に触れることができてとても幸せでした。

今まで以上にデンマークに滞在してみたい気持ちが強まったので、
今後デンマークに滞在する何らかの方法を探してみようと思います。」

このようなことを彼女に伝えました。

 彼女といろいろなことを話し、PPのブースを出ようとする最後に
スサンナさんは僕に握手をしながらデンマーク語で何か言ってくれました。

  「 Held og lykke 」

私には 「ヘロ・ルゲ」というふうに聞こえました。

もちろん意味は分かりませんでした。

それでどういう意味か尋ねると、
「英語で Good luck  という意味です。」と答えてくれました。

あきらめずにデンマークにいる方法を探してください。そう言ってくれているようでした。


 私は思わず泣きそうになるのをこらえてPPのブースを後にしました。



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by astayatppmobler | 2008-11-25 15:51 | PPmobler滞在記
社長から働くことを認められなかった私は、それでも諦めきれませんでした。

ツアーの仲間がいるレセプション会場に戻らず、
PPの社員がいる休憩室に入って行き、工場の人たちに次々と話しかけました。f0271949_9505241.jpg


その社員の中の1人にあきらかにアジア人の男性がいました。

彼はCai (カイ)さんといい、
上海から若い頃、家族でデンマークに移住してきたそうです。
私はとにかくデンマークに滞在する方法を知りたくて、彼に話しかけました。

自分は日本の家具工場で働いていて、
PPで働くためにこのツアーに同行して来ました。
さっき社長からPPで働くことは出来ないと断られたけれど、
どうしてもあきらめきれない。

デンマークで働く方法は何かないかと、、、。


カイさん は親身になって話をしてくれました。
カイさん が言うには、今まで日本人の研修生は何人かいたそうです。

そのうちの1人の女性の研修生は、
まず約6ヶ月間デンマークのユトランド半島にある語学学校に通い、 
デンマーク語が上達してからPPに来たと言う事です。

やはりデンマークで生活をするためには、
デンマーク語を話せるということが一番重要だと私に何度も伝えてくれました。               

デンマーク語で自由に話ができれば、
働くチャンスが増えるし、もしデザイン学校に行くとしても授業を受けやすくなるだろうと。         
カイさんとの出会いも私にとって、とても貴重でありがたいものとなりました。


 それから私は、実際に工場を見学してみて、
自分はこの工場でやっていけるんだという自信を持てた気持ちと、
自分なりにベストを尽くしたのだからこの結果はしょうがないんだという
あきらめの入り混じった気持ちで帰りのバスに乗り込みました。


悔しかったけれど、残念だったけれど、少しだけ充足感を感じていました。

デンマーク旅行はまだ始まったばかりです。


                                 PPのレセプション会場の様子

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by astayatppmobler | 2008-11-24 09:49 | PPmobler滞在記
社長室は工場の2階の事務所の奥にありました。
私は社長室に向かう間、とても緊張していて、心臓がドキドキしていました。


ただ、工場を真剣に見てきた結果、私が強く感じたことは、

「僕はここでやっていける!」ということでした。


それは、自信過剰でも、見栄でもなく、素直に心から思える感情でした。
たぶん、今までの家具工場での経験が自然と私にそう思わせたのだと思います。


 そして社長との面接が始まり、今までの思いを一生懸命に話しました。

自分が今までどんな仕事をしてきたのか、どうして自分がこの工場に惹かれたのか、
なぜこの工場で働きたいのか、、、。

自分はこの工場で即戦力になれるということを強くアピールしました。



 社長の表情はいたって冷静でした。

私が話を終わるのを黙って聞き、それからゆっくりと話し始めました。

「あなたの言うことはわかりました。
ただメールでも答えたようにこの会社には働くことを希望している人がたくさんいます。

それはデンマーク人だけでなくほかの国からもです。
そのためにウェイティングリストというものがあって、かなりの人数になります。

特に外国人が労働ビザを得ることは今、非常に難しい。
ですからあなたの要望に応える事は出来ません。」


このような内容を、優しい口調ですがはっきりといわれたように思います。
それでも私はあきらめきれず、では何年待てば工場に入れるのかなどと食い下がりました。


当時の私は、デンマークの労働事情など少しもわかっていませんでした。
ですから、いかに私が食い下がっても無理なことは無理と社長が言うことは、
今思えばもっともなことでした。


結局、PPで働くことは適いませんでした。



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by astayatppmobler | 2008-11-23 09:27 | PPmobler滞在記
デザインセンターから一度ホテルに戻り、レセプションが行われるPPへと向かいました。
このレセプションは自由参加となっていましたが、多くの方が参加したようです。f0271949_915357.jpg

コペンハーゲン中心部にあるホテルからPPのある街までバスで向かって行くと、
だんだん緑が増えて牧歌的な光景になっていきました。

建物も、市街地はほとんどがマンションのような集合住宅なのですが、
次第に戸建ての家が増えていきます。

バスの中で私は、PPでの面接を控え、かなり緊張し,そして興奮していました。
初めてPPを訪れるうれしさよりも、
いかに自分をアピールできるかばかり考えていた様に思います。


 高速道路を降りると、もう高い建物はなく、広大な畑と住宅地だけです。

そんな中を走っていくと住宅地の切れ間に突如、高級車フェラーリのショールームが見えました。
このとき私は、ここはただのいなかの住宅地ではないんだなぁと感じました。


 すこしするとバスは住宅地の中の細い道を入り始めました。f0271949_922464.jpg
バスの中の私たちはびっくりしました。

というのも、とても工場があるような雰囲気には思えません。
家と家にはさまれた、センターラインすらない細い道でした。

そろそろとその路地を進んでいくと、
突き当りの角に、工場らしき建物が見えました。

とうとうPPmøblerにやってきました。
 

工場の窓は1つ1つが大きく、バスの中からでも働いている人たちの様子が見えました。

工場の庭に着いたバスから降りた私たちは、玄関から2階の事務所へ案内されました。
PP社長のSørenの簡単な挨拶の後、私たちは工場を案内してもらいました。

工場は思っていたよりも大きく、そしてきれいでした。
建物はコの字型に配列されていて、玄関はその一端にありました。

玄関の横には大きな扉の入り口が別にあり、ここから材木を入れ、
最初にある部屋でまず大まかな機械加工をするそうです。

それから順々に機械のあるところを通って、
どういう手順で木材を加工していくのかという説明を受けました。

そしてコの字の最後のところが機械加工が終わったパーツを組み立てる場所で、
組み立ての後、塗装し、そして出荷という流れでした。                                  


私は他の人たちとは異なる緊張を感じながら、工場の見学をしていきました。

1つ1つの機械を真剣に、食い入るように見てどう使われているのか調べました。
作業台はどのようなものを使っているのか?
接着剤の使い方はどうか?
機械の使い方は日本と同じかどうか?

加工途中のパーツを見てはどのような手順で加工しているのか、
自分だったらどう作るかなど真剣に考えました。

このときは一切写真は撮らず、
自分は見学に来ているのではない、面接に来ているのだという意識を保っていました。


一通り見学が終わり、参加者がレセプション会場へ案内されていたとき、
私は社長との面談に呼ばれました。
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by astayatppmobler | 2008-11-22 08:59 | PPmobler滞在記
デンマーク家具研修旅行の最初の目的はベラセンターで行われているf0271949_8374427.jpg
スカンジナビア家具展の見学です。

見学といっても、商談が目的で参加されている方もいるので、
真剣な表情で商品を見て回ります。

私は今まで本の中でしか見たことのなかったデンマークの家具に直に触れ
その美しさ、すばらしさに圧倒されていました。

ポールケアホルムのPK41を初めて触った時は、
その繊細なフォルムと重さのギャップにびっくりしたり、、、

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   ヨルゲンキャストホルムにルイスポールセンのペンダント、、、。

   本物のアーティチョークの美しさにははただただ感嘆するばかり

   とにかく夢中で見学して回りました。

   そして、満を持してPPのブースに向かいました。



そこには大好きなThe Chair をはじめウェグナーの美しい家具たちが並んでいました。

初めて座るベアチェアーの浮いているようなすばらしい座り心地。
さまざまな種類の木で作られたザ・チェアーの整然と並ぶ美しさ。

1つ1つの椅子やテーブルを丹念に見て回りました。

ウェグナーのデザインもさることながら、
PPの正確で、緻密な加工技術に驚いたことは今でもはっきりと覚えています。。

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ベラセンターで昼食をとった後、デンマークデザインセンターを見学し
そのあとはいよいよPPの工場見学です


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by astayatppmobler | 2008-11-21 08:28 | PPmobler滞在記
デンマーク、コペンハーゲンまではSAS直行便で約11時間。

期待と興奮であっという間の飛行時間を過ぎ、いよいよ憧れのデンマークに着きました。f0271949_20295584.jpg

デンマーク時間では夕方の4時ごろ。日本時間は時差が7時間のため夜の11時過ぎです。
疲れているはずなのですが、初めて来たデンマークに興奮しっぱなしの私でした。


まず滞在先のホテルで旅行の参加者と初めて顔合わせをしました。                 

このとき日本からの参加者ではなく、他のヨーロッパの国を経由しての参加者が数人いました。
この方たちが島崎信先生のグループでした。

島崎先生をはじめて見たときの正直な気持ちは
(あ、この人がデンマークに日本人で初めて留学をした島崎先生なんだ。

椅子の本もたくさん書いているけどでも僕には余り関係ないなあ)というものでした。


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そして顔合わせが済むと早速、機内で仲良くなったSさん、Aさんといっしょに
コペンハーゲン市内の散策に出かけました。

5月のはじめなので日の入りが遅く街中を十分探索できました。
目に映る何もかもがすばらしく見え、
ただ小さな路地を歩くだけでも心が躍りました。

デンマークに来たんだあという気持ちを抑えきれませんでした。


明日からいよいよデンマーク家具研修が始まります。



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by astayatppmobler | 2008-11-20 20:37 | PPmobler滞在記
当然のことながら、メールのやり取りだけで雇ってもらおうとは思ってはいませんでした。

ですから、まず自分の意思をPPに伝え、それから直接会いに行き、自分をアピールしようと考えたのです。

PPとのメールのやり取りをするうちに、いくつかのことがわかってきました。

デンマーク人の家具職人を目指す若者の中にもやはりPPで働きたい人がたくさんいて、
ウェイティングリストなるものが存在すること。

日本人にもPPで働きたいとアポをとってくる人が多く、
今まで3、4人の日本人が研修生としてPPに滞在していたこと。

そんなに大きな工場ではないので多くの研修生を一度に受け入れることは出来ないなど、、、。


メールでの、就職はできないというPPからの返事にも私はめげることはありませんでした。

今までやってきた仕事における自信がありましたので、
PPはどれほどのものなのかというような強気な思いを持ってデンマーク家具研修旅行に参加しました。


 5月8日、成田からの直行便のSAS(スカンジナビア航空)に乗り込み、いよいよデンマークへ向かいます。

成田では特に参加者全員が集まることもなく、機内に入りました。
私の席は中央4席の左から2番目でした。

機内の誰が参加者なのか、まったくわからず、一人で参加をしていた私は、
とりあえず右隣の男性に声をかけました。

するとやはり家具研修旅行の参加者ということがわかり、
私はうれしくなり、興奮気味にいろいろと話をしました。

この男性はSさんと言い、ソファメーカー勤務の方で、
今後その会社でデンマーク製の家具を扱う予定があり、その為の下調べで来ているとのことでした。

もちろん彼自身でもデンマークの家具に非常に興味を持っていて、知識も豊富でした。
彼と話すうちに自分はまだまだデンマークについての知識がたりないなあと感じました。

その彼とはそれからとても親しくなっていき、今でもお互いのよき理解者になっています。


私の左側の席の人は、私より若い男性でした。
声をかけてみるとなんと、旅行中、私と相部屋の方でした。

この旅行では、一人での参加者のためにシングルルームを申し込むことが出来たのですが、
値段も高くなり、それほど相部屋にこだわっていなかった私は、
他の参加者との相部屋を申し込んでありました。

その相部屋の人と隣り合わせの席だったとは、考えてみればごく自然かもしれませんが
事前に知らされていなかったので少しびっくりしました。彼はAさんと言いました。

旅行中この3人でよく行動をともにしました。
初対面だったにもかかわらず私たちは非常に気が合いました。


彼らとの出会いが、この旅行に参加してのまず最初の幸運でした。
そしてPPへの熱い気持ちを持った私は
いよいよデンマーク、カストラップ空港へ降り立ちました。


                                 デンマーク、カストラップ空港


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by astayatppmobler | 2008-11-19 20:19 | PPmobler滞在記
デンマークについて調べていくうちにデンマーク大使館商務部で
毎年5月にデンマークの家具工場などをめぐるツアーを開催しているのを知りました。

行程約1週間のツアーで、
年に1度開催されるスカンジナビア家具フェアーの見学を中心に
いろいろな家具工場やショップの見学などとても盛りだくさんな内容でした。

このツアーの存在を知った年のツアーには、会社の休みの都合で行くことができませんでした。
ですが今回のツアーにはPPに2度訪問することが予定されていたのでした! 

私にとってこれは大きなチャンスでした。

あまり外国に行ったことのない私にとってPPに連れて行ってくれるツアーに参加することは
とても幸運でした。しかも2回も!

とにかく一度、デンマークに行ってみよう!
そしてあこがれていたところを自分の目で見てみよう!そんな思いでツアーに申し込みをしました。


パソコンでのメールが出来るようになった私は満を持してPPにメールを送りました。

「私は日本で家具職人としての経験を(十二分に!)持ち、あんなこともこんなこともできます。、、、
英語も堪能で会話にも不自由しません。等々、、、。だから雇ってください!」と。

少々(?)の張ったりも、英文の乱れもこの際目をつぶりました。
事細かに自分がいかに仕事ができるかアピールしました。
とにかくPPで働きたい一心だったのです。

「面接のようなものをしてもらえるのなら
今度デンマーク大使館のツアーに参加してそちらに行くのでそのときにお願いします。」
というようなことも書き加えました。

PPにとっては見ず知らずの外国人がメールでいきなり
「PPで働かせてくれ,そして今度デンマークに行くから面接をしてくれ」
と言っているのですからたぶん困ったことでしょう。


約1週間後PPからの返事が来ました。
PPからの返事はなかば予想していた通りのものでした。


「私たちはあなたを雇うことは出来ません。」


                
                                   家具工場での作業風景


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by astayatppmobler | 2008-11-18 20:11 | PPmobler滞在記
デンマークは人口540万人ぐらいのちいさな国です。

それなのにどうしてすばらしい家具デザイナーをたくさん輩出し、
そして彼らは、時代を超えて愛されるすばらしい家具をたくさん作り出すことが出来たのでしょうか?

デンマークに行く目的の1つがこの答えを見つけることでした。

それには学校で学ぶことも大切だが、デンマークの人々と同じ生活をすることで、
すばらしいデザインを生む土壌を肌で感じ、何らかのエッセンスのようなものを見つけ、
それを自分のものにしたいと考えました。

すでに社会人だった私は学生生活よりも、
働きながらデンマーク生活を送っていくことに興味が移っていきました。

ただ、どうやって生活をするのか? 大きな問題にぶつかりました。


働くためには、自分が一番得意なことをするのが良い方法だと思い、
それなら家具を作ることだとごく単純に考えました。

働くのであればどこで働きたいか?
いうまでもなく一番好きな家具を作っている PP でした。

それからPPで働くための準備が始まりました。


まず、PPと連絡を取るためにパソコンを買いました。
当時私はまだパソコンを持っていなく、
メールを使うこともインターネットでホームページを見ることも出来ませんでした。

パソコンでメールを送ることを学びながら、英語の勉強も再開しました。
もともと海外での生活にあこがれていましたので英語の勉強をすることはしていたのですが、
目標が明確ではなかったため中途半端な状態でした。

英語と同時にまったく未知のデンマーク語も勉強し始めました。
本やCDを買い、とにかく自分で勉強し始めました。

デンマーク人の多くのは英語が堪能です。
ですから英語が出来れば3ヶ月という短期間であれば特に不都合はないはずです。

ですが私はデンマーク人がしているようにデンマークで生活をしたかったのです。
それには少しでも良いからデンマーク語を身につける必要があったのです。

少しずつではありますが私とデンマークとの距離が近づきつつありました。


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by astayatppmobler | 2008-11-17 19:55 | PPmobler滞在記