PPムブラー 滞在記


by astayatppmobler
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カテゴリ:PPmobler滞在記( 72 )

9月最後の日曜日の朝、昨日のウェグナー生誕の地ツアーの疲れもなく
スッキリと目が覚めました。
ケンはそのまま社長のソアン宅に泊まっているので、珍しい一人の朝食をゆっくりと食べました。

今日は先週コペンハーゲン市内の橋の上で偶然出会ったMさんに会いに行く予定です。
9時30分頃、ケンのフラットを出発し、Mさんが宿泊しているラディソンSASスカンジナビアホテルに自転車で向かいます。
(現在の名前はラディソンBlu(ブルー)スカンジナビア)

1階のロビーで再会し、そのまましばらくお互いの近況報告などを話し合いました。
Mさんの仕事の事、私のPPでの仕事の事、そして今後の目標についてなど色々と話をしているとあっという間に時間は過ぎ、気が付くと昼食の時間になっていましたので
ホテルからストロイエという市内中心部に歩いて行ってそこで食事をすることにしました。

ストロイエではひなびた中華料理屋さんに入ることにしました。
スープとチャーハンを食べただけでしたが、当時のレートで約2000円!近くかかってしまいました。
しかも昼食代はMさんが払っていただけるという事なので、ありがたくにごちそうになりました。

Mさんは来年も仕事でデンマークに来る予定があるそうで
その時まで私も頑張ってPPで仕事を続けていますのでまたその時お会いしましょうと約束して別れました。
Mさんは仕事でよく海外に出かけるそうなので、
私もゆくゆくはMさんのように海外を股にかけて仕事をしてみたいものだと
思いながら帰途につきました。


翌月曜日から張り切って75/140と呼ばれるテーブルを作ろうと出社すると
使用する金具が無いために製作は一時ストップに。
しかも仕事の割り振りをするトーマスが体調が悪いらしく会社を休んでいるので
仕方なく自分用のザ・チェアの製作をすることになりました。

笠木の部分を削っていると、社長のソアンがいつの間にかやってきて
「昔ウェグナーはこうやって出来具合をチェックしていた」と言って、私が削っている笠木を持ちあげて様々な角度から出来具合を確認してもらいました。

その笠木をチェックしているソアンの姿が、私には急にウェグナーのように感じられて
少しドキッと感じました。

その日の夕方、社長室にいるソアンの所に行って、今後の自分の希望について話をしました。
現状での仕事にはとても満足している事、仕事の出来やスピードも十分合格ラインに達していると思っている事、時々訪れる日本人客の為に会社の案内などが出来ることなどなど。
それらを踏まえて今後もPPの一員として会社に貢献できるのではないかという事をアピールしました。

落ち着いて、ソアンに自分の思いを伝えることが出来たと思いましたので、
後は社長であるソアンの決定を待つしかありませんが、言えることは言ったという充実感がありましたので気持ちとしてはすっきりとしていました。

帰宅後、その日の夕食をしようとしていた所、ケンから、
アンナの所で小さなパーティーがあるので、それに参加しようと言われました。
同じフラットに住むアンナ宅へ向かうとそこにはイギリス人のジョナサンとチェコ人のピーターがいて4人で即席パーティーを楽しみました。

アンナは料理がとても上手で、私は全く遠慮なくたくさん食べました。
たぶん他の人の2倍は食べたのではないでしょうか。
会話も英語でしたので、デンマーク語だけよりは仲間に入れましたが
ネイティブもいるので、すごい速さの英会話には付いていくとても大変でした。

アンナ、ご馳走様でした、皆さん、楽しいパーティーに参加させてくれてありがとう。



            以前私が作った肉じゃがと焼うどん 
      
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Inagaki Design Works
http://www.inagakidesignworks.com



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by astayatppmobler | 2016-12-03 12:28 | PPmobler滞在記
f0271949_09380748.jpg塔の最上階を一人で満喫した私は実演が無事終了したケン達と合流し、ティータイムにすることになりました。
ここ南ユランはケーキの種類が多いことで有名だそうで
トゥナー博物館のカフェでも17種類のケーキがあるそうです!

しかもいただいたケーキはどれも本当においしかったです。

コペンハーゲンにもおいしいケーキ屋さんがあるとは思いますが私もケンもケーキなどを買いに行ったことが無かったので久しぶりにおいしいケーキを満喫しました。



博物館を出た時間は予定よりもかなり遅くなってしまっていましたが
まっすぐ帰るのではなく寄り道をしていこうという事になりました。

先ずはユラン半島の西海岸に行くことにしました。

海岸は海風で結構寒かったのですが、デンマークの西の端でしかも
ドイツ国境まですぐそこまで来たという事で、感慨もひとしおです。


f0271949_09362751.jpg海岸の後はライの希望で王室の別荘を見に行くことにしました。
王室の別荘がある街並みもきれいな石畳があってとても良い雰囲気です。
デンマークはどこへ行っても街並みが魅力的だなあと改めて感心させられました。


ちょうどこの日は、この町の中で自転車レースが行われていて
石畳の上を数十台の自転車がものすごいスピードで走り抜けて行きました。
生で自転車レースを見るのは初めてでしたので
静かな街並みに似合わないその迫力に、ただただ驚いていました。



あちこちと寄り道をしたせいで、かなり遅くなってしまいました。
実はこの日は年に一度、PPの社長ソアン宅で行われる食事会の日でした。
ソアンの自宅はコペンハーゲンのあるシェラン島の北部のヘルシンガーという街にある為
ケンのフラットに帰るよりももっと時間がかかります。

今回借りたレンタカーにはクルーズコントロールという機能が付いていました。
これは一定速度で車を走らせるための装置で、運転をしていたケンは何と速度を145km!で設定して運転をしていました。

デンマークは平らですので坂道があまりなく1.6Lエンジンのレンタカーでもかなりの速度で走ることができます。
(ただしさすがに145kmは出ませんでしたが)

余談ですが、この日一日運転をしていたケンは一人で700km以上運転をしていたことになりました。
ケン、本当にお疲れ様でした。


途中休憩を1度はさんだ長~いドライブの後で、夜の9時半過ぎにPP社長宅へ到着しました。

既に社員のみんなは食事とお酒が進んでいていい具合にくつろいでいます。
私たちもトゥナーへの出張の報告をしながら、
今まで食べたことの無かったおいしいデンマーク料理をいただいたりしてソアン宅滞在を満喫していました。

元々はこの社長宅へ泊る予定でしたが
いつも一緒に働いているコオがコペンハーゲンに帰るというので、夜中でしたが一緒に乗せて行ってもらう事にしました。

もちろんコウもお酒を飲んでいたので、その日はガールフレンドに迎えに来てもらっていました。
そのガールフレンドは、なぜか私のことを良く知っていました。
理由を聞くと、それはコオがしばしば彼女に、一緒に働いている私のことを話している為でした。
「今日はイワオはこんな作り方をしていたよ、イワオはこんな道具を使っているんだよ」などなど、、、。

たわいもないことを延々と話しながらコオの車は
夜の高速道路をコペンハーゲンに向かって走っていきました。

盛りだくさんの一日に私の興奮はなかなか冷めそうもありませんでした。

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by astayatppmobler | 2016-01-03 16:41 | PPmobler滞在記
f0271949_10461243.jpgケンとライはPPから持参した道具や椅子を出して、いよいよ実演開始です。

ライは椅子張りの職人なので、スツールの座面を張ることに
ケンはバレットチェアという3本脚の椅子の仕上げ削りを行うようです。

特にアナウンスなどは無かったようなのですが
人々が次第に集まり始め、皆熱心に実演を見ていました。

時々観覧している人がケンやライに話しかけ、ケン達は椅子の構造や作り方などを説明していました。


ケンとライが実演をしている間、私は一人で再び給水塔に向かいました。


f0271949_158741.jpg今度は1人なので、展示している椅子を1つずつ、ゆっくり見て回りました。
いつもPPで見ている椅子が多いのですが、それでもとてもわくわくします。

1脚ずつ、触ったり座ったり、ひっくり返したりしながら、塔の最上階に向かいました。



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最上階は会議場のようになっていて、周囲はガラス張りなので
非常に見晴らしが良い作りになっています。

大きな円形に組まれた5台のテーブルの周りにはザ・チェアがぐるりと取り囲み、とても壮観な眺めです。


窓からトゥナーの街並みを見下ろしながらここがウェグナーが生まれ育った場所なのかと思うと何とも感慨深い気持ちになりました。



余談ですが、私のホームページ等で使われているプロフィール写真は
この最上階のザ・チェアに座って撮ったものです。
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なぜ体を少し前に滑らせて座っているかというと
初めにきちんと座って撮った時は、頭の上が枠から少しはみ出してしまっていました。

その時には撮影に使えそうな荷物を持っていませんでしたのですこし体をずらして撮ったのがその理由です。

その時はあまり考えずに撮ったのですがその後、この写真をたくさん使用することになったのでもう少しきちんと取っておけば良かったと、今は思っています。



博物館を満喫した私は、トゥナーの街並みを見ながら
次にここに来るときには,必ず家具デザイナーとして成功してから来ようと、一人、心に誓いました。


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by astayatppmobler | 2015-12-11 10:28 | PPmobler滞在記
f0271949_09560659.jpgデンマーク滞在も2か月を過ぎようとしている9月末の土曜日、
いよいよウェグナーの生まれ故郷 トゥナーに行く日になりました。
ケンと朝5時に起きていつも通りの朝ごはんを食べて出発です。
今日はケンのいつもの車ではなく、
新型のレンタカーに乗っての遠出になります。

先ずは、まだ暗い道路をライの家に向かいます。
ケンの古いオペルワゴンに乗り慣れていたせいか
急に良い車に乗ると、乗っていて非常に楽なことにとても驚きました(笑)

ライの家について、実演道具を積み込んでいよいよ出発です!


f0271949_09560691.jpgデンマークの高速道路は無料で、日本のように沢山のサービスエリアもありません。
交通渋滞もあまり無い様で、とても順調にトゥナーに向かえます。

トゥナーはヨーロッパ大陸のユトランド半島にあり、
私たちが住むコペンハーゲンのあるシェラン島からは途中、フュン島を通ってからユトランド半島に行きます。



シェラン島からフュン島にわたる際にはとても長い橋があるのですがこの橋は実は建設当時、世界一の長さになる予定でした。
が、同時期に作られていた日本の瀬戸大橋に抜かれてしまいついに世界一になることが出来なかったそうです。

初めてデンマークに来た時にもこの橋をバスで渡ったのですが
その時も橋から見る景色に心が奪われたのを覚えています。




途中、一度だけコーヒーブレイクをした後、9時半過ぎ、無事にトゥナーに到着しました。

実演会場はウェグナーを記念して造られた博物館で行われました。
会場ではPPの会長のアイナーと建築家のハンナ・ケアホルムにも会いました。
彼らは今日のイベントで講演をする為に会場に来たそうです。

ケンとライの実演はこの日の午後から行われるそうで実はそれまで特にすることがありません。
f0271949_09560505.jpg3人でウェグナーの椅子が展示してある給水塔の見学をしたり
イベントの催し物の1つでもある椅子の品評会を見学したりしました。

この品評会はトゥナーの町の人々が自分の持っている古い椅子を持ち寄りその椅子の由来や価値などを教えてもらうイベントで
さすがウェグナーの生まれ故郷、なかなか面白い催しでした。


ランチは博物館のご厚意によりおまけの私も含めてとてもおいしい料理をごちそうになりました。

実は着いた当初にもパンとコーヒーとチーズという朝ごはんもいただいていて
こちらもとてもおいしかったのを覚えています。

おいしい食事の後はいよいよケン達の実演です。



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by astayatppmobler | 2015-09-21 16:16 | PPmobler滞在記
9月最後の週末は、私にとって素晴らしい思い出となる出来事がありました。

デンマークには「イスの日」と称して、
ウェグナーの生まれ故郷であるユラン半島にあるトゥナーという街で毎年行われるイベントがあるそうで、この年は9月25日の土曜日に行われるとのことでした。
そのイベントにはPPからいつも何人かが参加して、家具製作の実演などを行うそうです。

今年は家具製作はケンが、椅子張りの方はライが行うという事で、
ケンの車でトゥナーに行くことが決まっていました。

私は今までトゥナーに行ったことが無く、この機会にぜひともウェグナーの生まれ故郷に行ってみたいと思い
社長のソアンにぜひ私も行きたいのだが一緒に行ってもいいか?と尋ねました。

ソアンは土曜日で会社が休みなのでもちろん行ってもいいが、どうやっていくんだ?と
逆に尋ねられました。

毎朝PPへの出勤に使っているケンの車はオペルのステーションワゴンなのですが
実は後部座席が無く、定員2名となっていました。
車にはケンとライがもちろん乗り、荷台には実演で使う道具がたくさんあり、
私の乗るスペースがありません。
仮に荷台の一部に私の乗るスペースが作れたとしてもトゥナーまではかなり距離があり、
とても荷台にずっと乗っていくことはできないだろうと言われてしまいました。

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デンマーク 地図 右端にあるコペンハーゲン(Copenhagen) から左下にあるトゥナー(Tønder) まで。すぐ下にはドイツとの国境があります


確かに車でケン達と一緒に行くことが出来れば一番楽なのですが
それが出来ないので、ではどうするか?
他の方法は長距離バスか特急電車に乗ることでした。
ただ、どちらも直通の物は無く、必ず何度か乗り換えをするようです。

デンマーク国内を一人でそんなに移動したことの無い私は少し(?)怖気づいて、二の足を踏みそうになりましたが、
そんなことよりも、せっかくトゥナーに行くチャンスを逃してなるものかという気持ちが勝り、特急電車に乗って、ケン達と現地集合することに決めました。

早速駅に行き、トゥナー行のチケットを購入して、準備を整えました。

ところが、いよいよ明日トゥナーに出発という前日に、ケンから思いがけないことを言われました。

「ソアンがレンタカーを借りてくれたらしい」

確かにケンの車は当時、あまり新しい車ではなく、長距離を高速移動することには少し不安がありました。

そこで、ソアンが会社の都合で行くのだからと、シトロエンの新型ワゴンを借りてくれたのでした。(決して私が同乗するからではないと思います、、、)

そこで私は急遽、特急チケットをキャンセルして、明日のトゥナー行に万全の準備をするのでした。

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by astayatppmobler | 2014-12-30 16:14 | PPmobler滞在記

66、9月後半の仕事

充実した週末を過ごした後、さらなるやる気を持ってPPに出社したところ、
仕事を管理しているトーマスが体調不良で休んでいて、しかも仕事に必要な金具がない為に、予定していたテーブルを作る仕事ができませんでした。

仕方なく、だけどうれしい思いもありながら、自分用のPP503(ザ・チェア)の製作をすることにしました。

このザ・チェアは以前作った112番の椅子と同じく、
地下の倉庫から、商品になりそうもない傷のあるパーツのみを選び出してきて作る
PPで働く人の特権である「フースク」と呼ばれる自分用の家具として製作する物です。

ザ・チェアのパーツも倉庫にある全てのザ・チェアのパーツを吟味して
傷があっても木目の気に入ったものを一つ一つ選び出してきたので、
完成した暁には私にとってスペシャルなものになるはずです。

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右はアランが作って通常出荷されるザ・チェア
ヨーロピアンチェリー材のザ・チェアで特に背と肘の濃い縞模様が非常に美しい1脚です。
確か日本に出荷されると聞きました。





私がこれから行う作業は、この前の行程で背と両肘のパーツが接着されてたものを、
機械によって大まかに形作られているので
それをきれいに削り上げてから滑らかに研磨をして、
その後、脚などの他のパーツと一緒に接着して椅子を組み上げることです。

最初の作業は、一番重要な背と肘のパーツを削り込んでいくことで、
まず完成見本を作業台の横に持ってきてそれを見ながら少しずつ、自分のパーツを削っていきました。

初めて作るザ・チェアですので要領もわからず、失敗を恐れておっかなびっくり削っていたらそこに社長のソアンがやってきました。

なんでも、会長のアイナーが急に打ち合わせで使うことになったという
椅子のパーツ(背と肘が一体となったところ)を3種類、削ってほしいという事でした。
椅子の種類は701,201,52番でした。

そこで私が201と52番を、カイが701番を急いで作ることになりました。
私は2度目の作業で、少し忘れているか所もありましたが全体的にはスムーズに完成させることが出来ました。

このような感じでPPでの仕事の合間を見つけては
自分のザ・チェアを作って、終業後はアンナの為のキャビネットをつくるというような仕事的にはのんびりとした週でした。


それとこの週の中頃に、ケンが、毎朝の恒例だった湖での水泳をそろそろ終りにすると言いました。
日本では残暑でまだまだ暑い時期ですが、デンマークではすでに秋も深まっているようです。


             毎朝ケンが水泳をしていた湖

                                
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by astayatppmobler | 2014-11-08 15:33 | PPmobler滞在記
コペンハーゲンの橋の上で、Mさんと偶然の再会を果たした後は
予定通り、以前から行ってみたかったヴォルフォサス教会に行ってみることにしました。

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教会の塔の外側には螺旋階段が付いていて
入場料を払うと塔のてっぺんについている金色の玉の近くまで
登ることができるのです。


朝まで降っていた雨もすっかりあがって、素晴らしい天気になりました。
絶好の教会登坂日和?です。












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 登り始めは教会の屋根が見えるくらいで、
 まだまだ大した高さではありません。








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金色に塗られた手すりにつかまりながら、
ぐるぐると塔を登っていきます。

だいぶ、遠くの方まで見渡せる高さになってきました。







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 遠くには海上に立っている風力発電も見えてきました。








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ほぼ頂上付近まで登ってきました。

階段の幅が人がすれ違えないくらいの幅になっていき、
さらに上では人1人が体を入れることさえ難しい狭さになっています。






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 これ以上登れないところまでやってきました。

 手すりの高さも腰くらいにしかなく、この日は風も吹いていて
 高所恐怖症ではない私でも震え上がるくらい怖かったです。

 カメラを持った手を階段の外にだし、もう一方の手でしっかり手すりをつかみ
 なんとか写真を撮ってきました。

 日本では考えられないくらいの危険度です。




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なんとか写真で塔の高さと景色の美しさを取りたいと思い、
必死で写しましたが
伝わりましたでしょうか?

天気の良いときにはとてもお勧めできますので
ぜひ1度は登ってみてください。





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 以下の2枚の写真は、塔から降りるときに見えたフラットを
 上からとった写真です。

 コペンハーゲン市街地によくある典型的なフラットの作りが良くわかります。

 日本のように南向きに部屋を作るというような概念は無い様で
 それぞれの住宅は
 公道に面している外側と、住人憩いの場所である中庭に面している内側の
 両方に面しています。



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 日本にも高層のマンションばかりではなく
 低層でもこういった概念で作られた集合住宅があれば
 街並みももっと良くなるのではないでしょうか。

 人で込み合っている都市部に住むという事は
 日当たりや緑地のある静けさなどの快適さを
 住人同士で分かち合う事だということを
 感じさせる建物だと思います。







日本人留学生に与えられた刺激に感化され、その気持ちの高揚の赴くまま行動した結果
素晴らしい出会いと美しい景色を得ることが出来ました。

来週からの約4週間が、PPで仕事ができる残り時間となりました。

今後もより一層前向きに行動していけば
この週末のような素晴らしい結果にたどり着けるのではないかと思いながら、自転車で帰途につきました。
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by astayatppmobler | 2014-08-30 12:43 | PPmobler滞在記
昨日、一昨日と一緒に過ごした日本人留学生Kさん、Aさんに触発され
日曜日の今日は早速、行動に出ることにしました。

朝のうちは雨が降っていたので、いつもはケンと作る一週間分のパン作りを一人でして
雨上がりを待つことにしました。(ケンはまだスウェーデン滞在中です)

一生懸命こねているうちに、なんだかうまく焼けそうな気がしてきました。
パン生地を寝かせている間、部屋の掃除などをしてやっと出かける準備が整いました。

雨も上がり、自転車で先ず最初に向かったところはコペンハーゲン中央駅。

実は今までコペンハーゲンの中央駅に来たことが無かったのです。
前年、初めてデンマークに来たときは、移動はバスばかりで電車に乗ることはありませんでした。

今回の滞在は、空港からケンのマイカーでフラットまで直接来てしまい、
PPに通うのもほぼ車、たまに電車に乗ってPPから帰るのですが、
降りるノアブロ駅は中央駅の手前にあり、中央駅まで足を延ばすことがありませんでした。

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昨日Aさんに中央駅に行ったことが無いことを話すと、
とてもびっくりしていましたので今日は先ず中央駅を制覇(?)
することにしたのでした。

初めてみる中央駅はなかなか趣があって良い建物だと感じました。
歴史を感じさせる建物と電光掲示板などの最新の器材が
うまく調和していました。

構内を一通り見て歩き、
駅に隣接してあるバスターミナルも確認し終えた私は、
なぜか、とても大きな仕事をしたかのような充実した気分になって
中央駅を後にするのでした。



次に向かったところは中央駅から程近くのニューカールスベア美術館。
この美術館は日曜日が無料で入れることを事前に調べておいたのでとても楽しみにしていました。

日曜日という事もあってか入場者が多かったのですが、建物も展示物もとても素晴らしい美術館です。
私が特に感動したものが古代エジプトの彫像とゴーギャンの絵でした。
構内もとても広く、なかなか見きれないので、また改めて来たいなあと思わせる、素晴らしい美術館でした。

さて、次の目的地は空港のあるアマーという隣の島にあるヴォルフォサス教会です。
隣の島と言っても、普通の橋でつながっている為、全く別の島という感覚がありません。

この橋の上をのんびりと自転車をこいでいると、
前方の歩道にアジア人らしき男性がのんびり同じ方向に向かって歩いているのが見えました。

のんびり自転車をこいでいたので、ゆっくり近づいていくと、なんだか見覚えのある後姿のような気がしてきました。
ただここはコペンハーゲン。もちろん日本人の知り合いなどはいるはずもありません。

恐る恐る、ゆっくりゆっくり自転車をこいでいって、その男性の横に並びました。
その男性の顔を見ようとした瞬間、その男性も自転車の私に気付いたようで、ゆっくり横に振り向きました。

なんと、その男性は前回、デンマーク家具研修旅行の時に一緒になり、
色々とアドバイスをしてくれたMさんだったのです!!!

二人とも同時に相手に気づき、思わず、あーーーー!と叫んでしまいました。
こんな偶然ってあるのでしょうか?
約1年前に、このデンマークに来る研修旅行で初めて会って、1週間ともに旅行し
その約1年後に同じデンマークの橋の上で偶然会うなんてことが?

この日のパンをこねる時間や掃除の時間、美術館を見て回る時間などが後5分でもずれていれば
橋の上で再開することは無かったと思います。


Mさんは仕事でデンマークに滞在していて、橋を渡った所にあるホテルに滞在しているとのことでした。
今からホテルで打ち合わせがあるのだが、少し時間があったのでぶらぶら散歩をしていたそうです。

二人とも、興奮冷めやらぬ状態でホテルまで歩き、そこのロビーで私の近況を報告しました。
PPで研修が出来ていることを知ったMさんは非常に喜んでくれました。

Mさんは次の週末までデンマークにいるそうなので、日曜日に一緒にご飯を食べる約束をして別れました。
興奮が全く冷めぬまま、私は次の目的地に向かいました。


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                  中央の大きな運河の左側がコペンハーゲン市街地、右側が空港のあるアマー島

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by astayatppmobler | 2014-07-30 17:32 | PPmobler滞在記
フリッツ・ハンセンから森を通ってPPに着いた私は
Kさん達からのメールが届いていないか、早速パソコンをチェックしました。

すると案の定、Kさんからのメールが来ていて
フリッツ・ハンセン訪問はアポが取れなかったため今回は断念して、
午後にPPのみ見学に来るという事でした。

一安心して約1時間ほど仕事をしてから昼食を取ることに。
食べ終えた後、駅に2人を迎えに向かいました。
この日はとても良い天気で半袖で仕事をしていたのですが
デンマークはすでに秋に入っていましたので、駅まで歩いていく途中では
少し肌寒く感じたのを覚えています。

そして、2人には駅で無事会うことが出来ました。
この時はさすがにホッとしました。

3人で話しながら歩いてPPへ向かい、午後3時の終業まで工場見学を続けました。
見学が終わるとスーパーマーケットのirma(イヤマ)で夕食の買い物をして
電車で自宅まで戻りました。

自宅のフラットではお茶を飲みながら話をし
夕飯の準備をしながら話をし続け、そして食事をしながら話し続け
合計8時間以上3人でいろいろな話をしました。

この2人はとてもしっかりしていて会うべくしてあったというべきか、非常に良い刺激になりました。
夜は珍しく1時過ぎまで起きていました。

翌朝の土曜日に、3人で朝食をとり、Kさんは他の友人と会う約束があり
先にフラットを出発していきました。
Aさんとは10時くらいまで、のんびりお茶をしながら話をして、その後Aさんのデンマーク人の友人宅へ
一緒に連れて行ってもらうことになりました。

Aさんに連れて行ってもらったところは、
観光地としても有名なニューハウンにあるフラットで、以前ルームシェアをして住んでいたという事です。
今はデンマーク人が4人でシェアしていて、デンマークには珍しいエレベーター付きのフラットでした。

その後は、デンマークでの日本人留学生たちのまとめ役ともいうべき
シルバーアクセサリー COSMOの店主、Tさんに会いに行ったりして昼食も共にとりました。

しかし、Aさんの行動力には脱帽するばかり。
デンマークでの滞在時間の差もあるのだが
自分にはまだまだやれることがあるのでは?という事を実感されられた土曜日でした。


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                                 フラット中庭から見えた虹

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by astayatppmobler | 2014-06-30 09:00 | PPmobler滞在記
ケンの友人たちとの楽しい夕食を取った翌日も
夕食はお客様と取る予定になっていました。

そのお客様とはケンの姉のマイと初めて会う弟のフィンです。

実はケンとフィンは、いとこのウッフェと3人で今週の金曜日から3日間掛けて
スウェーデンにハイキングに行く予定なのです。
ハイキングと言っても、かなりの距離を歩き続け、山岳用語でいう縦走に近い、かなりハードな行程だそうです。

旅行前日にウッフェがコペンハーゲンに滞在するので、久しぶりに兄弟が揃うという事で
みんな揃って私たちのフラットで食事をすることになりました。

フィンとマイが私たちのフラットに来たのは夜になってからでしたので、
食事を始めるのがかなり遅くなってしましましたが
3兄弟と私だけですので、のんびりとしていて、とても楽しい食事会になりました。


ケンがスウェーデンに行く一方、私の今週末の予定はというと、ある日本人留学生に会うことになっていました。

その人は、知人の紹介で、デンマークに来る以前からメールでやり取りをしていたKさんという女性で
オーフス市にある建築学校に留学していてインテリアデザインの勉強をしていました。
Kさんの友人で同じ学校に通っている日本人女性Yさんと共に
PPの見学をしに今週末、コペンハーゲンに来ることになっていました。

当時私は携帯電話を持っていなく、連絡はパソコンのメールのみでした。
しかもケンは当時家にパソコンの回線を持っていなかったため
私はPPの電話回線を使ってのみ、メールのやり取りをしていました。

ですからケンがスウェーデンに行っていて、彼の携帯電話も借りられない状況では
人と待ち合わせをすることが非常に困難でした。

彼女達の予定は、PPと同じ町にあるもう一つの有名な家具工場 フリッツ・ハンセンの工場見学も
同じ金曜日の午前中に希望していました。

PPから帰ってしまうと、Kさんからのメールでの連絡が確認できない状況なので、少し心配でしたが
とにかく翌日の10時頃にはフリッツ・ハンセンに行ってみようと
その日は就寝することにしました。


翌金曜日の朝、ケンがスウェーデンに出発するのを見送ってから
PPとフリッツ・ハンセンのあるアレロッドの駅に少し早めに向かいました。

駅で二人に会えるかもしれないと思い、列車を何本か待ちましたが二人は乗っていませんでしたので
そのままフリッツ・ハンセンの工場へ向かいました。

フリッツ・ハンセンの工場でも二人に会うことができませんでしたので
今度はPPに少し遅れて出社してメールを確認することにしました。


折角なので、以前、ケンに聞いたことのある、PPとフリッツ・ハンセンの間にある森を通って行くことにしました。

フリッツ・ハンセンの工場の裏手から森に入っていくと森の壮大さにびっくりです。
近くに住宅地があるとは思えないほど大きな木々がうっそうと茂っていてまるで別世界のようで
しかもとても静かなのです。

その森の中を、手を加えすぎていない小道がずっと続いています。
その小道を一人でのんびりとPPまで歩いていきました。

いつもの通いなれた道をほんの少し横道にそれるだけで
とても豊かな自然を感じることができる環境は、私にはデンマークの豊かさの象徴のように感じられました。





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by astayatppmobler | 2014-05-08 19:00 | PPmobler滞在記